2008.06.21 そして読後の感想
一昨日お話した富田玲子さんの「小さな建築」。
とてもわかりやすい文章で綴られているので、建築関係者のみならず
一般の方にも、いや一般の方こそ読んでもらいたい一冊です。
とかく建築関係の本は、難解な言葉や比喩、一般的ではない造語が
多いのですが、この本は誰にでもわかる平易な言葉、伝えようとする
気持ちに溢れています。
「誰のための建築なのか。」
「半外部空間の気持ちよさ。」
「家をまちに開く。」
楽しそうなキーワードばかりです。
公共施設、住宅、公園等など、デザインの領域を限定せず
有機的な設計を続ける象設計集団とその仲間「team ZOO」。
もっともっと世間の方々に広く知っていただきたい設計集団です。
>ochi
+Kaneda*mokko HP+