2007.10.17 アイリーン・グレイ
この仕事をしていて、まさかこのテーブルに手を加えるとは思わなかった。
ホテルからのご依頼で、サイドテーブルの天板をタモの集成材で製作。
もともとはアイリーン・グレイのデザインでE1027というもの。
天板が強化ガラスで出来ているのが本来の姿。
アイリーン・グレイという人は、ル・コルビュジェの家具デザインのパートナーで
私生活では愛人。(いいですねぇ〜)
ガラスがどうしても割れるらしいんです。
それをタモの集成材で作り直したものです。
本来は、イタリアのカッシーナ社から出されているのが正規品でしたが
版権が切れて、最近ではリ・プロダクト品やジェネリック品といわれて
インテリアショップやwebでも良く見るようになりましたね。
これらは版権切れですから、コピー商品とは違います。
とにかく安い。(カッシーナの定価販売はなんだったんだろう。)
ただし、溶接などの仕上がりなどはいまいちきれいじゃないですけどね。
世界の名作家具が手ごろな価格で手に入れることができるように
なりました。
いい時代になったものですね。
>ochi
+Kaneda*mokko HP+