2008.02.18 キッチン小話1
○お菓子教室を開かれているOさんのアイランドキッチン。
といっても炊事機能はなく、純粋な作業台です。
扉の中には調理器具を収納。引き出しはレシピやランチョンマット
を収納。中はリビング/キッチンどちらからでも取り出せるように
なっています。
何回かに渡って、キッチンについて書こうと思います。
最近、インテリア雑誌はもちろん、一般紙にも
キッチンの特集が組まれるくらい、キッチンに
注目が集まっていますね。
今注目が集まるのがアイランド型のキッチン。
北側に台所があって、主婦が背中向けて
静々と炊事をする・・・というのは昔の話。
今はダイニングやリビングと繋がって
家族の方へ顔を向けて、お喋りしながら炊事を
する、という感じになってきています。
個人的にも、この方が健全な気がしています。
だって炊事一つするのも、楽しくかつ手際よく
やりたいじゃないですか。
いいところばかりのように思えるアイランド型にも
欠点があって、キッチンとしての占有スペースが
Ⅰ型やⅡ型よりも広く必要になることです。
アイランドですのでキッチンの廻りを回遊するよな
かたちになります。
ですので移動スペースが余計に必要になってきます。
又、レンジフードが壁ではなく天井から吊り下げる
必要があるんので、天井に補強が必要。
それにキッチン然としてしまう要素でもあります。
家具的にキッチンを捉えるのであれば
既製品のレンジフードではなく、箱型のシンプルな
特注品も選択筋に入れてみてはどうでしょうか。
ochi
+Kaneda*mokko HP+