これからお菓子教室を開かれるというＹさん。今回はなんと岡山県からのご注文でした。さすがに伺ってお話を伺う訳にもいきませんので、メールでの往復書簡でお話を進めてきました。お菓子の種類によっては「捏ねる」という作業がある場合があります。薄い天板では、簡単にたわんでしまいます。かといって厚すぎるのは、たしかに丈夫ですが今度は重過ぎます。今回は運送会社さんの組立サービスを利用することにしたので、作りを簡単にしつつそのバランスのとれたところを検討しました。この作業台は、２つのキャビネットと天板から成り、ボルトで簡単に組立られるようにしています。

それでも私たちで組み立てられないのは不安ではあったので、「組立説明書」を特別に作成しました。梱包を解いてから完成までの流れを１工程づつ写真に収めたものです。後日メールで無事組立終わったことをお教え下さって、「オチアイさんの作った説明書をじっくり見ながら組み立ててくれましたよ。たいへんそうでした。」とのことでした。

自宅などで開かれるお菓子教室の作業台って、ダイニングテーブルを代用したりするケースがありますが、それでは低いので（捏ねるにしても少し低いです。）長時間の場合大変です。でもなかなか作業台って無いんですよね。Kaneda*mokkoでは、時々この様な作業台を作るのです。ですから遠方からでもご相談して下さるのだと思います。インターネットが普及しているからでしょうが、なんだかそういうのはうれしいですね。

Ｙさん、教室始まりましたらお菓子の写真送って下さいね。楽しみにしています。下段の写真は、引出しに手を挟まれた私・・・ではなくて、組立説明書用のポーズ写真です。（笑）手が入るスペースがあれば、わずかな隙間も利用します。