作品集

KI-003 栃木県宇都宮市 F邸_使い慣れた「カタチ」

2008

design
kaneda*mokko
material
ポリエステル化粧合板

親戚のFさんに社長が呼ばれて、キッチンリフォームの相談を受けてきました。元々は床に滲みが出てきて、多分雨漏りか何かで水が廻ったのだろうと。「そこで床を張り替えたいけどキッチンを壊さないと直せないのでやってくれないか。」とこんな感じだったそうです。

社長に言われるまま、Fさんのお宅に伺って、様子を見させてもらうと、ステンレスを叩いて曲げたキッチンの天板、そして壁もずるずると同じ仕上げ。どうやら「床を直す」にはキッチンを解体、キッチンを解体すると壁も剥さないといけなそうでした。家具や建具ならうちの守備範囲ですが、さすがにここまでくると「リフォーム」に発展してしまうので、うちだけではちょっと・・・正直困りました。
特に水廻りは電気・ガス水道が絡んできますし、床や壁を直すのは大工さんの仕事。今回はKaneda*mokkoが仕切り役+解体+キッチン製作を担当し、各工事業者さんを手配して、CM方式で工事に当ることにしました。

いざ床を剥し始めてみると、床の被害は予想以上に酷く、6畳の部屋の7割程度まで滲み渡っていました・・・・・。壁は石膏ボード下地でしたが、表裏の紙の部分が水を被り、ぼろぼろと崩れる状態・・・・。あらかじめ、予定予算+αを予備に用意してもらうようには伝えてありましたが(リフォームは解体してみないと分からないですからね。)、想定以上の状況にだんだん冷や汗が出てきます。(チャントオサマルカナ?)

床はPタイルの上にフロアが貼ってあり、配水管が腐食して、排水が床下に落ちずに全て床に滲みこんでいたのでした。とりあえず傷みの酷い根太(床板を受ける材)だけを替え、下地、仕上げと張ります。(ここは大工さんにお願い。)36年の間に度重なる改修の結果、壁にも問題があり、ガスコンロの真後ろにコンセント!(ガスコンロ脇に置いてあった炊飯器のケーブルが焦げてました・・・。)があったり、不要なガス栓があったりしたので、今回全て整理することにしました。壁の仕上げは手入れのしやすさからキッチンパネル貼り。家具の一部にも使うので共通して使うようにし、コストを抑えます。


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