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オーダー事例集

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事例/CA-006

T邸_COOL + MODERN

year
2008
design
kaneda*mokko
material
ポリエステル化粧合板

Tさんから最初のメールを頂いたのが、たしか2月頃でした。それからもう4ヶ月が過ぎたんですね。当初はリビングダイニングの壁面収納とキッチンのカップボードでした。メールで頂いたのが左下の図。それを元に私が起こしたスケッチが右下。ここから打合せを始めたのです。予算上、両方は難しかったので、壁面収納の方をしっかり作ることになりました。

「収納が少ないので、ともかく収納が欲しい。」というのが最初のご要望でした。「何を仕舞うのか。」を具体的にするために、生活の「リズム」みたいなことを伺い、それから収納するもののイメージが現れてきました。

・掃除用具を仕舞う。
・裁縫道具を仕舞う。
・高い部分は、用途を限定しないで棚だけ用意しておく。
・デスク上は扉をつけないで、プリンターを置けるようにする。
これらををまとめて図面化してゆきます。

実は扉の色をどうするかで、奥様と旦那様とで希望が正反対でした。
奥様は「白!部屋を少しでも広く感じさせたい。」
旦那様は「濃い茶系色!モダンな感じにしたい。」
う〜ん、どうしよう・・・。
結局、下のようになりました。白を基調に、ポイントでデスクの天板だけ茶系色を使いました。うん、これなら両立できたましたね。

今回のポイントは、生活で必要な道具を、どうスマート、機能的に収納するか。掃除機やフローリングワイパーは、毎日使うので、「スムーズ」に取り出せる場所に収納。特にワイパーは倒れたりするので、金物を使ってしっかりホールドできるようにしました。日々のちょっとした面倒さが「プチストレス」になるかもしれません。それを「プチ解消」できればいいなぁ、と考えました。なかなか置き場が定まりにくいアイロン台は、立てて収納。その分あいたスペースにアイロンやソーイングセットなどが置けるようになります。将来棚板だけでも追加可能です。
女性は外出する時に、バックを持っていきますよね。そこで上の棚にはすぐにバックが取り出せるようにしたらどうですか、と提案した部分です。他にも取扱説明書や救急箱など細々したものも仕舞えますよ。扉を閉めれば物が見えないので、すっきり収納。

納品翌日、私の携帯電話に、奥様から電話がありました。
「昨日は納品に立ち会えなくてすいませんでした。使い勝手は想像以上でした。主人も寝る直前までデスクに向かってましたよ。どうしても直接お礼が云いたくて電話しました!」
本当にうれしいお言葉です。私たちの仕事は喜ばれてなんぼ、ですから。どんなに自分で良いと思っていても、私の独りよがりではいけません。

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